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タルカスといえば、EL&Pの代表作のひとつであり、70年代プログレッシヴ・ロックシーンを代表する名盤です。
そのタルカスを、日本を代表する作曲家で、プログレマニアでもある吉松隆さんが、フルオーケストラに編曲しました。
初演は今年の3月14日。藤岡幸夫さん指揮の東京フィルハーモニーにより行われたこのコンサートは、普段のクラシックコンサートとは少々違う雰囲気のファンも多く、異様な熱気に包まれ、大成功のうちに終わりました。コンサートマスターの荒井英治さんも、大のプログレ好きで、そのリードもあってか、恐るべき熱演が繰り広げられたのです。
吉松さんが送ったスコアを見て絶賛したキース・エマーソン自身は、残念ながらツアーの関係で来られなかったものの、関係者の方がいらっしゃり、終演後の打ち上げでは、キースと吉松さんが電話で話すという一幕もあり、大いに盛り上がったのは記憶に新しいところです。
かくいう私も、実はプログレは大好きで、中学の頃にこのタルカスも、すり切れるほどLPを聞き込んだものです。このコンサートの情報は、吉松さんから聞く前に、大学時代のプログレマニアの親友から聞き、慌てて吉松さんに連絡して、急遽ライブ収録を決めたという次第でした。
「タルカス」をオーケストラで録音し、アルバムを作るなら、これはオリジナルの「タルカス」のジャケットへのオマージュとなるようなものを作らなければ、自らもファンとして納得できません。ということで作りました!
「タルカス」の紙粘土製オブジェ、そして、砂漠の実景と合成してできあがったのが、このジャケットです。
以下が、合成前の写真です。キャタピラの下が微妙に盛り上がっているのは、塩で臨場感を出しているのです。
骨は、模型がなかったので、化石セットをデザイナーの方が買ってきて、一生懸命「発掘」してくれました。
意外に大きいんですよ。
CDの発売は、7月21日です。
ジャケットだけではなく、音も最高です。
是非ご期待ください!
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こんにちは、元カモの岡田浩一です。
たまたま、Mixiを久しぶりにしてたら、おかひろさんのHPに入って、タルカスのこと書いてあるではないですか。僕もLP持ってます。今度探して聞いてみます。
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ピンバック: 「平清盛」と「タルカス」 | 岡野博行Website クラシック&ジャズ
ピンバック: 吉松隆さんとキース・エマーソン | 岡野博行Website クラシック&ジャズ