映画「レ・ミゼラブル」

投稿者: | 2013年1月23日

話題の映画「レ・ミゼラブル」を観ました。
期待して行ったけれど、それを上回る素晴らしさ。
「観る」というよりは、その世界を全身で受け止めるしかないような充実した作品。これぞ映画だと思いました。

lesmiserable

10年に1本あるかないかの名作ではないでしょうか。少なくとも私にとっては、これまでに観てきた数限りない映画の中のベストを争う作品でした。
舞台の「レミゼ」とは違い、映画ではほとんどノンリバーヴ(エコーなし)で歌が流れるのですが、これが映画ならではの臨場感を生んでいて、より心情に寄り添った表現になっています。
ミュージカル映画なので、全編がほとんど歌で進んで行きますが、演出と音作りがうまいためか、不自然な感じがなく、むしろ非日常性を高めるのに絶妙の効果を上げており、最初から最後まで、ドラマの中に生きているような感覚になります。
私も、子供の頃ディズニー映画を初めて観たときのように、2時間半、ずっとドラマのテンションになったままでした。
ラッセル・クロウ(ジャベール)の「スターズ」だけは、もっと歌い上げて欲しかったですが、後のキャストの歌は、舞台とは違った意味での深い説得力がありました。

個人的に好きな映画というのは、「ミツバチのささやき」とか「未来世紀ブラジル」とか「グッドモーニングバビロン」とか、たくさんありますが、これはそういう好みというよりは、「風と共に去りぬ」とか「サウンド・オブ・ミュージック」に連なるような、スケールと深さとエンタテインメント性が、高い次元でバランスした、あらゆる人に勧めたい「名画」だと思いました。

まだ観ていない方は、是非映画館でご覧になることをお薦めします。


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