藤原道山 × 冨田勲

投稿者: | 2008年10月10日

今年の秋にリリースする作品の制作が、ようやく一段落です。

中でも、藤原道山と冨田勲氏の顔合わせによる新しいアルバム「響-kyo-」は、前回のブログにも書いたように、SACDによる、サラウンド作品で、サラウンドとステレオのふたつの音を作る作業が必要だったため、なかなか大変でしたが、苦労しがいのある、面白い作品になりました。
道山の尺八を壮大なTOMITAサラウンドが包み込んで、日本からアジアの様々な風景を描くアルバムです。

そのPVの撮影で、久しぶりに、伊豆大島に行ってきました。

伊豆大島  伊豆大島

作品のスケールを表現できるのは、東京の近くでは、三原山の裏砂漠しかありません。
3時過ぎに起きて、日の出前からカメラを回すという、ハードは撮影でしたが、その甲斐あって、かっこいい絵が撮れました。監督の松田さんに感謝です。
帰りは、時間の関係で、初めて、調布飛行場への飛行機を使いました。
ヒマラヤに行ったときに乗ったのと同じ、わずか20人乗りのプロペラ機で、東京の街がよく見えて、窓にかじりついてしまいました。

他にも、この秋の作品(大我、本田美奈子、矢野沙織)は、どれも、自分ではとても手応えを感じられるものになったので、早くみなさんに届けたい気持ちです。
まずは10月22日に発売する大我。10歳の子供だと思って敬遠している方も多いかも知れませんが、聴いたらびっくりしますよ。ビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」が好きな方は、だまされたと思って是非聴いてみてください。きっと気に入っていただけると思います。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です