竹松舞 (たけまつまい) ハープ 担当:1997年~
1996年に、声明とシンセサイザーという不思議な取り合わせのCDを作ったのですが、そこで知り合った方から紹介していただいたアーティストです。声明のCD自体はビジネスとしては失敗作(関係してくれた皆さんごめんなさい)だったのですが、人の縁とはどこにあるか分かりませんね。
初めて会って聴かせていただいたとき(まだ16歳)に、録音を即決しました。確実な技術もさることながら、しっかりとした音楽的主張に、非常な魅力を感じました。見た感じもとても良かったし。
16歳でのデビュー以来、テレビ出演も多いので、クラシックファンじゃない方でも、ご存知ではないでしょうか。
音楽活動と並行して、医学部に通い、現在は医療の仕事とハープの両立をしています。
おすすめのCDは、日本フィルハーモニーと共演した「コンチェルト・セレナータ」。
ロドリーゴのタイトル曲は、アランフェスに匹敵する名曲です。横浜のみなとみらいホールで録音し、オーディオ的にも、非常にいい音で録れました。