会社が引っ越しをしてから、組織も変更になって、クラシックとジャズの制作グループ全体を見なければいけなくなり、それはそれでやりがいがあるのですが、非常にバタバタして、あっという間に2ヶ月以上が経ってしまいました。
秋の作品としては、10月に、冨田勲さんの「交響詩ジャングル大帝」<2009年改訂版>をリリースしました。
この作品は、1966年に、コロムビアから発売した「交響詩ジャングル大帝」を、同じ日本フィルハーモニー交響楽団で、サラウンドで新たに録音し直したものです。
通常のCDは、綾戸智恵さんのナレーションが入ったステレオ音源で、DVDに、サラウンド音源が収録されています。DVDの方は、ナレーションと字幕がオン・オフ切替できるようになっています。
この作品の魅力は、曲自体の美しさももちろんですが、サラウンドの効果であったり、ナレーションの面白さであったり、解説書に収録された、手塚治虫氏がかつてこの交響詩のために書き下ろしたイラストであったり、いろいろな部分にあります。
とにかく聴いていただくのが一番なのですが、まずは、CDジャーナルの特集記事をご覧いただければと思います。
更に詳しくは、今回、一緒に制作を行った、尚美総合芸術センターの特設サイトを是非ご覧ください。
会社の引っ越しや、組織変更などで、すっかり夏休みも取り損ねてしまったため、先週、1日だけ休んで、家族で真鶴に一拍してきました。
泊まった宿は、民宿とは思いない豪華な料理で、真鶴ならではの魚を堪能しました。
来年に向けて、いろいろ新しいプロジェクトも進行しています。
久しぶりに、新人もデビューしますので、是非ご期待を。